私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編

「そうですね…………でも下山先生が岩本さんの側についていた方が…………」

「でも………授業が………」

「………授業の方を空いてる先生達で入るのはどうでしょうか?」

「………いいんですか?」

「はい!
 多分、事情を話せば協力してもらえると思います」

「じゃあ……お願いしても………いいですか?」

「もちろんです!」

「ありがとうございます………
 それなら………このまま香音を家まで送ってきます
 そうすれば移動してる途中にでも起きると思うので」

「いいですね!
 じゃあ岩本さんの荷物持って行くので駐車場のところで待ち合わせましょうか?」

「いいんですか…?」

「全然大丈夫です!」

「すみません………何度も……
 お願いします」

「はい!
 じゃあ、また後で」



そして上岡先生と別れた


「香音ー、ごめんなー
 ちょっと動くぞー」

香音にそう声をかけて抱き抱えた




そしてそのまま駐車場へ向かった





というか…………香音軽すぎね……?

ちゃんとご飯………食べてるのか…?

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