私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「………………………っ」
次に起きると辺りは暗かった
んー………良く寝た
だいぶ気分も良くなった!
まだ寝てる香音を起こさないようにベッドを出た
「……………うわっ、奏斗いたのかよ」
リビングに行くと奏斗がいた
「メッセージ送ったけど既読にならないからさ
まだ寝てると思ったから勝手に入った」
「あー………悪ぃ
今起きた」
「体調はどうだ?
良くなった?」
「あぁ、おかげさまで」
「なら良かった
香音は………どうだ?」
「………………一回起きたけど過呼吸起こしてまだ寝てる」
「そっか………………」
「………………香音に何があったんだ…?」
「電話した後にさ………起きたんだけど……過呼吸起こして………パニックになってて………」