私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「……………………っ」
しばらくして香音は起きた
「香音、大丈夫か?」
「………雄斗……?」
「ごめん……奏斗
分かるか?」
「………奏斗……せんせ………」
「あぁ……気分はどうだ?」
「……………大丈夫」
「お前さ…………無理すんなよ
やっぱり雄斗じゃなきゃ嫌?」
「…………雄斗に嫌われてるもん」
「………………まっ、そのうち分かるよ
今は熱下げろ
俺、今日は泊まるから」
そう言うと香音はすぐに眠りに入った
やっぱり………辛いよな………
とりあえず、香音は食べれるか分からないけどご飯を作り始めた
俺もお腹空いたし、勝手に使ってもいいよな?
そう思い勝手に使いご飯を作った
作ったけど……香音はなかなか起きない
起こすのも可愛そうだしな………
先に一人で食べることにした