私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編














「…………………っ」

良く寝たー

久しぶりにこんなに寝れたかも



時計を見ると朝の4時

隣ではまだ気持ち良さそうに寝ている雄斗がいる



寝顔もカッコいい………


ちょっと雄斗の顔を眺めてからベッドを出た




よし!

雄斗にも会えたし、久しぶりによく寝たし勉強頑張ろ!





そしてイヤホンをつけ、勉強を始めた




































































パタン


どのくらい時間が経ったのだろう

急にテキストを閉じられた

顔を上げると雄斗がいた

「ビックリしたー
 雄斗、驚かせないでよ」

「あのなー、俺は声かけたぞ?
 香音が全く気づかないだけ」

「…………………そっか」

「…………それだけ?」

「……ん?
 まだ何かある?」

「……………………」

「えっ、待って!?
 怒らないでよ!?」

雄斗に思いっきり睨まれた

そんな雄斗もカッコいいけど怒られるのはごめんだ

< 277 / 529 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop