私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
説明会
「おー頑張れー」
こんな感じで1日を過ごした
そしてあっという間に説明会の日
「香音………本当に行くんだな?」
「行く……」
「…………………分かったよ
何かあったらすぐ帰るからな」
そして雄斗の車で会場へ向かった
、
「着いたよ」
「ありがとう」
「……………行くか」
雄斗と一緒に中へ入った
中には既にたくさんの人がいた
席に着くとすぐに説明会が始まった
それは淡々と進んでいく
話してる人も………まるで他人事
求めてるのと………………違う
どうして…………あの事故が起きたのか知りたいのに………それについては誰も触れない……
こんなの……おかしいよ………
「結局、金かよ!
そんなんじゃ足りねぇよ!
こっちは片目失ったんだぞ!」
淡々と進んでいる中で誰かが叫んだ
…………………あいつだ
お母さんを苦しめた……………あの男だ………
何で生きてんの……………
「…………殺す」
そして席を立った