私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「はい
香音のためなら………何でもしますよ」
「そうですか
ちょっと触りますよ」
「いたっ………」
「あー………ちょっと骨いってるかもですね……病院で検査した方が……」
「そうですか………ありがとうございます」
「あまり動かさない方が良いですよ」
「……………出来る限り頑張ります」
「…………落ち着いてるといいですね」
「………………ですね」
そしてその男性と香音のいるところへ向かった
ガチャ
「どうぞ」
そして中に入った
中には………押さえられた香音がいた
しかも目には涙を浮かべて
「香音………お待たせ
帰ろうか」
「………………殺す」
「ダメ
帰るよ」
「………………痛い
離してくれない」
「…………もう暴れない?」
「………暴れる体力はない」
「すみません………離してあげてください
ご迷惑をおかけしました」
「いえ
じゃあ僕達はこれで」
「ありがとうございました」
そして香音と二人になった