私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「…………はい
今度は受け取ってくれる?」
「………………ありがとう」
「ん、良かった!」
雄斗は笑顔だった
心配かけちゃダメだよね……………
私も笑った
上手く笑えてるかは分からないけど…………
「香音、寝てていいからな
疲れてるだろ」
「………………雄斗も疲れてる…………」
「俺は大丈夫だから
イルカさん持って寝てな?」
「……………………うん」
少しして睡魔が襲ってきて眠りに入った