私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「んー?
何のことかなー?」
「このっ………絶対終わらしてやる
奏斗と二人きりにさせねぇよ!」
「おー、頑張れー」
「香音!
待ってろよ!!
絶対一緒に行くから」
「あっ、うん
無理せずに頑張って」
「おう!!」
そして3人でご飯を食べ始めた
「……………っ!?
めっちゃ美味しい!!
雄斗天才!」
「ハハっ、香音大袈裟
でもありがとな」
「雄斗のご飯好き!」
「ご飯だけー?」
「雄斗も好きだよ?」
「俺も好き!!
ってことだからな、奏斗!」、
「はいはい
お前の溺愛は分かったからやめろ」
呆れた感じの奏斗先生に気になっていたことを聞いてみた
「奏斗先生、日曜日何しに行くんですか?」
「ん?
文香の誕プレ」
「誕プレ?
文香って11月じゃ…………あっ!!」
「そうだよ
お前が寝てる間に11月になったの
ちょうど退院もしたからさ、誕プレ選びを手伝ってもらおうかなと」
「なるほどね〜
それなら全然行く!
それを先に言ってくださいよ」
「まぁいいじゃん
ってことで当日も協力して?」