私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「はい!
何よりも嬉しいものです!!」
「……………?」
「………雄斗と過ごす時間です
あの時死んでたら………今ここにはいなかった
雄斗と過ごす時間もなかった
あの時助けてくれた奏斗先生からは………もう最高の誕生日プレゼントを貰ってます!」
「そっか
まぁ香音がそう言うなら良いけど
とりあえず行くか!」
そして歩き始めた
色々なお店を見て回った
ご飯を食べながらも色々な話をした
「香音はさ、雄斗から貰って1番嬉しかったのって何?」
「……………指輪?」
「うん、それ以外で
さすがにまだ無理」
「……まだ?」
「…………………
香音、他には?」
「あっ、誤魔化した!
まぁいいですけど
んー………どれも嬉しかったですけど………アクセサリーとかですかね?」
「アクセサリー………」
「はい!
出掛ける時にも付けられますし
何より嬉しいのが、付けた時の雄斗の反応!
雄斗、顔真っ赤にして可愛いんですよ!!」
「……後半のところは聞かなかったことにする
でも確かに………アクセサリーはいいかもしれないな」