私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「俺は高校生だ
中学生じゃねぇ」
「高校生も中学生も一緒だろ
3つしか違わない」
「3つも違うぞ」
「どっちも未成年だ」
「後少しで成人だし
間違っても中学生には手出さない」
「…………いいもん
香音大好きだもん!
俺は香音に出会えたこと後悔してない」
「ロリコン」
「何とでも言え」
そして香音をギュッと抱き寄せた
香音……大好きだよ
「……………………っ」
「おっ、今度は起きた?」
「雄斗………」
「良かった
ちゃんと目開いてる」
「………何でここに…?」
「ん?
香音が行かないでー!って言ってたから」
「雄斗、嘘は良くないぞ」
「奏斗!
香音、今のは聞かなかったことにしろ」
「えーと…………私何かした?」
「まぁ……………色々と」
「……………なんかごめんね…?
重かったよね……」
「ううん、全然重くないから
香音温かくて気持ち良かった」
「雄斗………」
「ん、ご飯にしよっか」