私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「ほら、そろそろ起きようか
学校行くんだろ?」
「うん………行く………」
「…………別に無理して行かなくていいんだぞ」
「………無理してない
雄斗と離れるのが寂しいだけ」
「……………やけに素直だな」
「…………………遅刻するよ」
「あっ、それはヤバい」
そして雄斗は慌てて起き上がりご飯を作ったり仕事へ行く準備をしたりしていた
私もゆっくり準備していた
「じゃあ………先に行くな」
「うん………行ってらっしゃい」
「行ってきます
香音も気をつけてな」
そして雄斗は行ってしまった
数分して私も学校へ向かった
「香音おはよ!」
「あっ、奏斗先生!
おはようございます!!」
教室へ向かっている途中で奏斗先生に出会った
「昨日寝れた?
疲れさせてごめんな」
「いえ!
私も楽しかったですから!」
「なら良かった
外泊の件、頼んだぞ!」
「はい!」
そして教室へ着いた