夢占いの魔法

実家の庭

朝 鳥が鳴いてる。
何の鳥かわからないけど
食器のカシャカシャと
音をたてる。

朝の音色が
美しいと感じた。

こんな日常の音が美しいと
今まで思っただろうか。

実家の庭は
昔から大好きで色んな
植物が植えられていた。

自分の壊れそうな心を
落ち着かせたかった。


真夏は実家の家の
ボタンの花の前に
ブロックを置いて
花や自然を見て
座っていた。

就活したが
思うような所には行けなかった。


もう何も考えたくないと
真夏は思った。


その日の真夏の夢で
いつものように
牡丹の花の前に置いてある
ブロックに座って
花や自然を眺めていた

その時
誰かが後ろに立っていた

真夏は誰?誰なの?と言うと
真夏の夢は終わっていた。


真夏は
いつものように
ボタンの花の前で
ため息をついて悩んでいた。
どうしたらいいかと

すると
代わり番に父と母と
おばあちゃんが見に来た。


来ないでよと真夏は
言った。




真夏は夢で
泣きながら家を飛び出した。
月は曇って見えなかった。
泣きながら
真夏は月に手を伸ばしていた。

すると

庭の方から
俺は待ってると
言っている男の人の声がした。

真夏は誰?と
言ったら
目が覚めて夢が終わっていた。



真夏は
虫のアリを見つけた。
こんな小さなアリも頑張って
いるなら私も何でもいいから
頑張ろうと思った。


真夏は母に履歴書ある?
履歴書書いてコンビニでも
何でもいいからやってみると
真夏は言った。


履歴書を書いて
コンビニで働くことになると
いいなと願う心境の真夏だった。
< 23 / 27 >

この作品をシェア

pagetop