夢占いの魔法

中学のクラスメイト

真夏のクラスには
オカルト好きのゆうちゃんと
言う友達がいた。

ゆうちゃんは
ある日 未来がわかると言う話を
真夏にした。

真夏はじゃあさ
私の未来見れるの？と聞いた。

ゆうちゃんは
近所の先輩と未来結婚してると
今回はうまくいかないけど
未来では結婚してるから
諦めないでねと
言う話をされた。

真夏はそうなの？と
疑問にも思わず信じてしまった。


ゆうちゃんは
先輩の卒業式の時第二ボタン
もらって告白した方がいいと
言われた。


真夏はじゃあバレンタインの
チョコの手紙に書くといいかなと
思いついた。


先輩の家は真夏の家と
近所で歩いて直ぐと所にある。


真夏は本当は自分で
置いてくればいいのに
真夏は母に頼んで
家のドアにかけて
もらったのはここだけの話。


先輩の返事は
真夏の家には
先輩の母がハンカチの
入った飴が入った物を
真夏に渡された。
ホワイトデー過ぎても
手紙の返事はなかった。

そしたら
先輩の卒業式になっていた


卒業式が終わって
先輩の所に行くと
真夏は先輩の第二ボタン
くださいと言うと
先輩は
下から2番目のボタンを
くれた。
え？何でと真夏は思った。

でも返事も何もなくて
下から2番目と言うことは
と思ったら真夏は
帰りの母の迎えの車で
わんわん泣いた。


真夏の家に帰ると
真夏の机の下で
しくしく静かに泣いた。

桜が咲く時期に
冷たい雨がザーザー
降っていた。

授業も目が腫れて
嫌だったので
学校ズル休みしてしまった。


真夏は
ふと諦めないでねと
言う言葉を思い出した。


諦めなかったら
先輩とうまくいくかもと
思った真夏だった。