夢占いの魔法

塾の先生

弟の塾の先生に
コーヒー持って行ってと母に言われた。

真夏 えー?何で私?
嫌だよ。弟の塾の先生だよ。

母 いいから、持って行ってくれる?

真夏 わかった。



真夏 コーヒー良かったら
飲んでください。

塾の先生 ありがとう。
君も一緒に勉強する?と聞かれた。

真夏 いえ。私は塾のお金
払ってないので大丈夫ですと
言った。

塾の先生 1人が話すのに
生徒が1人2人増えたって
同じでしょと言った。

真夏 なるほどなと思った。
それもそうだなと納得した。
不思議な面白い先生だなって。

歴史の話では
歴史の中で悪いイメージが
持たれてる人もいるが
悪いかどうかなんて
会ったこともないんだから
わからないと話していた。

俺は教科書通りの
教え方は嫌いなんだと
塾の先生は言っていた。

弟も真夏も塾の先生の考えが
好きになった。

家の外の庭でテーブルに
3人でコーヒー飲みながら
外で勉強した。
とても楽しい時間だった。

ある日

いつものように塾の先生は
家に来た。塾の先生は
タバコ最近吸わなくなって
薬をあんなに嫌っていたのに
薬を飲んでた。
先生…まさか、具合悪いん…
と言いかけると
母と弟には言わないでと
言っていた。
秘密にしてほしい。
心配かけるからって
塾の先生は言っていた。

その日の授業は
私と弟に良いことも
悪いこともわかるように
なりなさいと言われた。

今日で授業終わりと
言って塾の先生は自転車に
乗って帰ってしまった。

それから塾の先生を
見かけることはなかった。
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