不埒な上司と一夜で恋は生まれません
「羽積さんとの呑み会セッティングしてやるよ。
 その代わり、受付の堂本ちゃん連れて来て。

 お前、あの人と仲いいだろ?」

 それは、単に堂本ちゃんと呑みたいだけなのでは……。

 しかし、羽積さんと呑み。

 いいのだろうか、それ。

 いろんな意味で、と和香が思ったとき、通りかかった耀が、

「どうかしたのか?」
と訊いてきた。
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