どんな恋でも繋いでみせます!
「リンリン、瑠衣のこと好きでしょ」
ピキッ、と足が凍りついたように動かなくなり、不自然に止まる。
ドクン、ドクンと脈打っている音が身体で感じる。
「なのに、どうしてサラランとくっつけようとしてるの?」
「っ……」
核心を突かれ、驚きと動揺で声が出ない。
倫太郎くんは固まる私の目の前に来て、更に私の心を騒がせようとしているのか、問うのをやめようとはしない。
「瑠衣に頼まれた?」
まるで、全てを知ったような口振りだった。