どんな恋でも繋いでみせます!
「……男子、次は準決勝だったよね?まだ時間大丈夫なの?」
「うん」
まさか倒れるまで身体が限界だったなんて気づかなかった。
さっきの試合は気力だけでなんとかやっていたんだな、と思い知らされる。
チームのみんなにも迷惑かけてしまう、せっかく勝ち進んでいたのに。
なんでこんな時に体調なんか崩すんだろう。
「ほんと、最悪……今年こそ、千崎くんに優勝して欲しかったのに」
今年は同じクラスだから優勝に貢献できると思ったのに。
「まだ、何もしてあげれてないのに……」
まだ千崎くんに私は何もしてあげれてない。
恋のキューピットも最後までちゃんと応援できなかったし、"あの時"も結局私の力では元気づけることもできなかった。
まだ何も返せてないのに。
「うん」
まさか倒れるまで身体が限界だったなんて気づかなかった。
さっきの試合は気力だけでなんとかやっていたんだな、と思い知らされる。
チームのみんなにも迷惑かけてしまう、せっかく勝ち進んでいたのに。
なんでこんな時に体調なんか崩すんだろう。
「ほんと、最悪……今年こそ、千崎くんに優勝して欲しかったのに」
今年は同じクラスだから優勝に貢献できると思ったのに。
「まだ、何もしてあげれてないのに……」
まだ千崎くんに私は何もしてあげれてない。
恋のキューピットも最後までちゃんと応援できなかったし、"あの時"も結局私の力では元気づけることもできなかった。
まだ何も返せてないのに。