どんな恋でも繋いでみせます!
「あっ、せりっぺの彼氏だ」
倫太郎が首に巻いていたタオルを振り回しながらそう言う。
確か、填本が恋のキューピットとして2人の恋を結んだといつかの時に教えてもらったことを思い出す。
「お前だけじゃねぇよ」
「……は?」
倫太郎が突然訳の分からないことを口にする。
「リンリンが特別扱いしてるのは、お前だけじゃねぇってこと」
「……どういう意味だよ」
「頼んだんだろ?リンリンに恋のキューピット」
倫太郎はため息混じりに、確かにそう口にした。
誰にも、もちろん倫太郎にも言っていなかったのに、倫太郎は全てを知っているかのような口振りで突きつけてきた。
驚きで声も出ない。
倫太郎が首に巻いていたタオルを振り回しながらそう言う。
確か、填本が恋のキューピットとして2人の恋を結んだといつかの時に教えてもらったことを思い出す。
「お前だけじゃねぇよ」
「……は?」
倫太郎が突然訳の分からないことを口にする。
「リンリンが特別扱いしてるのは、お前だけじゃねぇってこと」
「……どういう意味だよ」
「頼んだんだろ?リンリンに恋のキューピット」
倫太郎はため息混じりに、確かにそう口にした。
誰にも、もちろん倫太郎にも言っていなかったのに、倫太郎は全てを知っているかのような口振りで突きつけてきた。
驚きで声も出ない。