どんな恋でも繋いでみせます!
「……え、マジ?」
「今日配信された新曲も早起きして聴いてたよ」
「お、俺も!えっ、嘘、マジ!?」
「これで話しかけれる共通の話題を手に入れたんだよ!」
「おっ、おお〜!おおおー!!」
やっと話しかけれそうな話題が見つかったことが嬉しいのか、変にたどたどしい喜び方をしている。
誰に対して拍手しているのかわからないけど、確かにスキップしたくなるほどの軽快な音を両の手のひらで鳴らしている。
「早速、掃除当番の時話しかけてみて!」
「わ、わかった、頑張るわ!」
「私もなるべく怪しまれない程度に話広げるから」
「それはマジ助かる!サンキュ!」
「これで一気に仲を深めていこう」
「なんだよ、さすがだな恋のキューピット!でかしたのは填本のほうだよ!でかしたぞ〜!」
千崎くんは私の頭に手を置いて、ワシャワシャと私の頭を撫でる。それはそれは満面の笑みで。
満面すぎてクシャクシャな顔になっていた。
反射的に息を止めた。
その笑顔も撫で方もずるくて、こんなの千崎くんを好きじゃない女子でも、誰でもドキドキしてしまうんじゃないかと思った。
「今日配信された新曲も早起きして聴いてたよ」
「お、俺も!えっ、嘘、マジ!?」
「これで話しかけれる共通の話題を手に入れたんだよ!」
「おっ、おお〜!おおおー!!」
やっと話しかけれそうな話題が見つかったことが嬉しいのか、変にたどたどしい喜び方をしている。
誰に対して拍手しているのかわからないけど、確かにスキップしたくなるほどの軽快な音を両の手のひらで鳴らしている。
「早速、掃除当番の時話しかけてみて!」
「わ、わかった、頑張るわ!」
「私もなるべく怪しまれない程度に話広げるから」
「それはマジ助かる!サンキュ!」
「これで一気に仲を深めていこう」
「なんだよ、さすがだな恋のキューピット!でかしたのは填本のほうだよ!でかしたぞ〜!」
千崎くんは私の頭に手を置いて、ワシャワシャと私の頭を撫でる。それはそれは満面の笑みで。
満面すぎてクシャクシャな顔になっていた。
反射的に息を止めた。
その笑顔も撫で方もずるくて、こんなの千崎くんを好きじゃない女子でも、誰でもドキドキしてしまうんじゃないかと思った。