「世紀の悪女」と名高い侯爵令嬢がクズ皇太子に尽くし続けた結果、理不尽にも婚約破棄されたのですべてを悟って今後は思うままに生きることにする~手始めに隣国で手腕を発揮してみるけど文句ある?~
【カヨ・セプルベタ視点】
密会の翌朝
翌朝、すっきりはっきりくっきり目覚めた。
宰相と分かり合えることは出来なかったけれど、一応密会は終わった。その結果がどうあれ、ある種のプレッシャーが軽減されたことにより、熟睡出来たのかもしれない。
昨夜は、居間で葡萄酒を飲みながらいろいろ話をした後に部屋に戻ってから体や髪の毛を拭き、寝台の上に倒れるようにして横たわったと同時に意識がなくなった。
まさしく、気絶したといってもいいほど意識が途絶えてしまった。
それから、翌朝まで一度も意識は戻らなかった。というか、目が覚めなかった。
熟睡しまくったわけ。
そしていま、急に覚醒した。それこそ、書物に出てくる特殊スキルの主人公が、そのスキルに不意に覚醒したかのように。
宰相と分かり合えることは出来なかったけれど、一応密会は終わった。その結果がどうあれ、ある種のプレッシャーが軽減されたことにより、熟睡出来たのかもしれない。
昨夜は、居間で葡萄酒を飲みながらいろいろ話をした後に部屋に戻ってから体や髪の毛を拭き、寝台の上に倒れるようにして横たわったと同時に意識がなくなった。
まさしく、気絶したといってもいいほど意識が途絶えてしまった。
それから、翌朝まで一度も意識は戻らなかった。というか、目が覚めなかった。
熟睡しまくったわけ。
そしていま、急に覚醒した。それこそ、書物に出てくる特殊スキルの主人公が、そのスキルに不意に覚醒したかのように。