「世紀の悪女」と名高い侯爵令嬢がクズ皇太子に尽くし続けた結果、理不尽にも婚約破棄されたのですべてを悟って今後は思うままに生きることにする~手始めに隣国で手腕を発揮してみるけど文句ある?~
いい年齢をして、しかも素面の状態でお姫様抱っこの男女を目の当たりにした男性三人は、いまいったいなにを思ったり考えたりしているのかしら。
いっそ真っ白状態かもしれないわね。
最初こそ驚きでいっぱいだったけれど、すぐに羞恥心へとかわった。
そして、その羞恥心は開き直りへとかわり、いまはただ冷静になっている。
だから見てはいけないものを見てしまった三人の男性を、冷静に観察出来る。
二人は、エドムンドとフェリペである。だからこそ、鍵を使ってこの隠れ家の扉を開けることが出来たのである。
そしてもう一人は、見たことのない美貌の持ち主。
クストディオとはまた違う意味で美しい顔立ちをしている。
外の闇とエントランスの薄明りの中でも、クストディオに負けず劣らず輝いている。
だけど、いまのこの状況にもかかわらず、その美しい顔にいやらしさを感じるのは気のせいかしら。
いやらしいというのは、性的なものである。
いっそ真っ白状態かもしれないわね。
最初こそ驚きでいっぱいだったけれど、すぐに羞恥心へとかわった。
そして、その羞恥心は開き直りへとかわり、いまはただ冷静になっている。
だから見てはいけないものを見てしまった三人の男性を、冷静に観察出来る。
二人は、エドムンドとフェリペである。だからこそ、鍵を使ってこの隠れ家の扉を開けることが出来たのである。
そしてもう一人は、見たことのない美貌の持ち主。
クストディオとはまた違う意味で美しい顔立ちをしている。
外の闇とエントランスの薄明りの中でも、クストディオに負けず劣らず輝いている。
だけど、いまのこの状況にもかかわらず、その美しい顔にいやらしさを感じるのは気のせいかしら。
いやらしいというのは、性的なものである。