愛しくて、恋しくて、




次の日ーーーーーーーー


「隼人ー引っ越しすんだね!」
「するよ。でも、もう奈織には…関係ないし。」
「て…つだいになんていかないし!!!!」
「手伝いなんていらないし。」
「手伝いなんてしないし!!!!」


最後の会話は…それだけだった。

そのまま隼人は引っ越ししてしまった。
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もう忘れる。
忘れるから。
従兄弟、血のつながった…
ちゃんとした従兄弟だから。



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