【コミカライズ決定】愛をささやかないで~婚約解消された可愛げのない事務官は、強面騎士団長に抱かれます
触れ合っている場所から、彼女の魔力が流れてくる。互いの魔力を混ぜ合わせ、一つにし、それをまた受け止める。
これは、魔力交感だ。
『……んっ……』
鼻に抜けるような甘い声を聞くと、腰にきた。もっとその声を聞きたくて、口の中を躙る。
触れる吐息が熱を帯び始め、それによって自身の身体も火照り始める。
彼女に触れたい。彼女と一つになりたい。その気持ちだけが高まっていく。
胸元を手で押さえながら、彼女はこちらを見上げている。その瞳は微かに揺らめいていた。
(そう、これは夢。夢だから許される)
『エミーリア』
その名を呼んでみたかった。その名だけを呼びたかった。
(彼女と混ざり合いたい……。例え、夢の中であっても、一つになりたい)
次から次へと欲望が溢れ出てくる。
あのとき、彼女から魔力を分けてもらったときも思った。
『だ、団長……』
喘ぐような声で呼ばれるが、できることなら名前で呼んでもらいたい。
身体が熱く昂ぶり、ローランの身体も彼女を求めていた。
これは、魔力交感だ。
『……んっ……』
鼻に抜けるような甘い声を聞くと、腰にきた。もっとその声を聞きたくて、口の中を躙る。
触れる吐息が熱を帯び始め、それによって自身の身体も火照り始める。
彼女に触れたい。彼女と一つになりたい。その気持ちだけが高まっていく。
胸元を手で押さえながら、彼女はこちらを見上げている。その瞳は微かに揺らめいていた。
(そう、これは夢。夢だから許される)
『エミーリア』
その名を呼んでみたかった。その名だけを呼びたかった。
(彼女と混ざり合いたい……。例え、夢の中であっても、一つになりたい)
次から次へと欲望が溢れ出てくる。
あのとき、彼女から魔力を分けてもらったときも思った。
『だ、団長……』
喘ぐような声で呼ばれるが、できることなら名前で呼んでもらいたい。
身体が熱く昂ぶり、ローランの身体も彼女を求めていた。