魔法騎士一家のエミーリアにとって魔法騎士になることは夢であり使命のようなもので、それだけ努力も重ねて来たのに、努力ではどうしようもない身長が足りないせいで不合格。そのせいで婚約解消。そんな中、魔法騎士団長の補佐事務官となったけど、その裏には「闇」に入らせる大人の思惑が隠されていた。エミーリアが小さい時に事故に巻き込まれた事で、感情を失ったり、必要以上の魔力を持ってしまったり、でもその事故は隠されていたりと大人の「闇」に巻き込まれていて、エミーリアが健気で努力家で家族思いなだけに切なかった。心で闇入るの断れ!!思惑通りに動かず困らせてやれと何度も思ったことか。笑 ローランはエミーリアを見守りながら徐々に恋して、最終的に独占欲強く、溺愛。ミステリー要素もありハラハラしながら読んだ。面白かった。