君とセンチメンタルを詰め合わせて。
1、君が思っているほど、世界は悪くない。
●何度も、君の名前を呼びたい。
公園で君と手を繋ぎたいけど、
友達以上を踏み出すことができない。
君は特別だし、
君とは話が合うから、
君と気まずくなりたくない。
だけど、
もう、我慢できないよ。
名前を呼ぶと、
君は不思議そうな表情を浮かべた。
●ウソ卒業記念日。
自分を守るための嘘は
本来の自分を失う魔法で、
作った自分を作ることに抵抗感なんてない。
いつもの嘘で自分を着飾っても、
心は満たされないから、
そろそろ、嘘を卒業する決意をした。
●お願い、私をしっかり見て。
君との一方通行の恋は
一気に憂鬱になってしまい、
3ヶ月も君の気持ちがわからない日々が続いている。
本当はLINEで好きだってこと、
少しは匂わせているんだけど、
君は一向に気づいてくれない。
ねえ、
しっかりとした言葉なら、
君は受け取ってくれるの?
●濡れたまま、ふたりで。
突然の夕立に君と打たれて、
ずぶ濡れで張り付いた前髪を見て、
ずぶ濡れのまま、君とお互いに笑いあった。
雲と雲の間から、
光が射したとき、
君の唇が触れて、
このまま、雨なんて降り続けたらいいよと思った。
●夏の淵が溶けていく。
蒸した夜、
ローソンの前で二人で黙々と、
アイスクリームを食べている。
君はクールな顔をしたまま、
黙々と白くて冷たいミルクを食べ続けている。
だから、君より一口多く食べ、
ペースを巻き返して、
君と張り合うことにした。
それすら、楽しいのは君の魔法の所為だよ。
●本当は甘えたいだけ。
優しさをたくさんあげたいから、
君にだけは、
甘えた声を出してみるよ。
この甘える仕草は
君だけの特別仕様だから、
これが普通だとは思わないでね。
●無敵を手に入れよう。
I LOVE YOUとプリントされた
ダサいTシャツを
君とおそろいにしたいくらい好きだよ。
もう、君のことは
離すことはないと思うから、
痛い青春を君と紡ぎたい。
●スクラップラブストーリー
君と世界の果てまで行く自信はないけど、
君の心の欠片をゴミの山から探し出す自信はあるよ。
それだけ、
君が好きだから、
命が尽きた錆びた車のドアに
スプレーでハートを描くよ。
●単純で慎重な悩み。
夜のスタバは落ち着いた雰囲気で、
このまま、宇宙まで行ってしまいそうなくらい、
意識がふわふわしている。
二人の君は成立しない世の中だから、
君の思いを聞いて、
今、私は揺れている。
●芽生えない未来は不毛。
キャラメルキャンディの味が
しっかりと残ったまま、
夜道を一人でぼんやりと歩いている。
アパートまではもう少し。
寂しさは胸の中でどんどん成長していくけど、
もう、過去のことだから、
新しい自分を作る決意をまた固めた。
●青い時空をくぐりたい。
初恋を成就させるために
タイムスリップするのなんて、
バカげているよね。
だけど、
それだけ君のことが心の中に残っているんだよ。
本当に時空旅行できたら、
前に進めそうなのに。
●ベダだけど、それがいい。
星がよく見える丘で、
君とふたりきりなのは、
ファンタジックで、
もう、どれだけ時間が溶けたか、
わからない。
君となら、
ずっとここにいてもいいよって思った。
●君のためだったのに。
君のために少しだけ背伸びして、
君が言っていた髪色にしたよ。
なのに、
ロングのほうがよかったとか、
言わないでほしかった。
●あの日は遠くなっていく。
Peaceを挟む指のシルバーリングが
夜の街を反射している。
別にひとりで吸うことなんて、
もう、慣れてしまった。
だけど、たまに思い出すんだ。
君のこと。
●さよなら社会科見学。
固定概念が嫌いだから、
社会にいつも適応できないんだ。
我慢して、
努力して、
社会に適応しようと思ったけど、
無理だったよ。
だから、これからは
自分らしく勇ましく生きてやる。
●寂しさは喧嘩の所為。
喧嘩したあとの虚しさは、
ハイライトを吸っても、
晴れなくて、
つまらないことだったなって、
思ったから、
素直に謝る決意を固めて、
ハイライトをもみ消した。
●秋色ロマンス。
イチョウ並木の中で、
カーキ色のアウターを着て、
両手を広げて回る君はかわいい。
孤を描き乱れた茶色のボブを
そっと、右手で直してあげると、
君は甘く微笑んだ。
●遅刻魔な君。
先に待ち合わせ場所に着くのは
いつものことだけど、
今日は時間通り、来てほしかった。
待ち合わせに遅れる君だけど、
俺のこと、
しっかり見てくれるから、
許してあげる。
●君は変わってる。
ホログラムに君のことを保存して、
いつでも君をポケットに入れて、
歩きたいって妄想すら、
君は受け入れてくれる。
●密度高めの愛。
愛と青春をミキサーでかき混ぜたあと、
ピンクと青と黄色をそっと混ぜて、
グラスに注いで飲むことで、
本当の愛を知ることができる気がする。
●アイデンティティ。
押し殺した自分に蓋をすることに慣れて、
ついに自分の本当の気持ちなんかわからなくなってしまった。
つまらない人だね。
そう言われて、
傷つきもしない自分は一体何なんだろう。
●思い出すと痛む。
深すぎた君との恋は終わってしまった。
思い出のシーンにはいつも君がいて、
お気に入りのネックレスを付けると、
不可抗力で君を思い出してしまうよ。
だけど、
頭ではわかっているんだ。
君は君の道を進めばいいって。
●いまだに君が出てくる。
二度と会わないかもしれない君が、
夢の中にでてきたから、
もしかしたら、
街で偶然会えるかもって思ったよ。
だけど、もうね、
お互いに生活があって、
夢は夢のままでいいんだよって、
冷静を茹でたくなった。
●失恋の痛みは都市に埋もれる。
連続する日々を淡々とこなし、
忘れていた記憶をふと思い出して、
急に涙が流れてしまった。
こんな都会のなかで
センチメンタルになっても、
もう、何もかも、
戻るわけじゃないのに。
●ドラマティックは写実的。
歩道橋の上でキスするなんて、
なんか、古臭い気がした。
私たちの真下を
トラックが何台も通り過ぎていった。
テールランプの赤は線のように伸び、
私たちは決してふたりきりじゃない感じがした。
だけどね。
そんな君が一番好きだよ。
●スノーファンタジア。
雪の中、
君の前では泣くつもりじゃなかったのに、
そんなに優しい言葉かけられたら、
泣くに決まってるじゃん。
冷たい結晶が、
頬に落ちて、
涙なのか、雪なのか、
もうわからないや。
●嫉妬は尽きない。
君とは話が尽きないから、
ボトルメッセージだらけの砂浜で、
無邪気に、はしゃぎたいよ。
そして、
君がボトルメッセージに手を取るときは、
そのときは潔く諦めるね。
●放置気味でごめん。
慣れない生活の中で、
すれ違ったままだった君とのメッセージ。
君を取り戻すために、
また、今日から、
毎日、連絡するね。
ごめんね。
●君と僕が生まれた日。
僕らはお互いに寂しがり屋で、
二人は生まれた瞬間から惹かれあっていた気がするよ。
だから、
君と僕が生まれた瞬間の朝日を、
混ぜて、
もっと鮮やかにしたい。
●レモンよりも君は素敵だ。
君のことは置いていかないよ。
一緒に噴水の前でプリズムを捕まえよう。
君の笑顔はレモンよりも、
甘酸っぱいから、
エンディングを先延ばしにしたい。
2、君とセンチメンタルを詰め合わせて。
●君を傷つけてしまった事実は変わらない。
日記に書き込んだ、君への思いを綴っても
君を傷つけた事実は変わらないから、
仲直りの方法を手探りで考えても、
思いつかない。
だから、素直に謝りたい。
ごめんねって。
●君がどんどん、遠くなっていくね。
いつものように泣いて、笑って、
はしゃいでいる、この時間が好きだったよ。
もう、君とは会えないけど、
記憶の中で君は生き続けているよ。
●ありのままでいいよ。
スマートに生きる方法なんてないから、
みんな悩むんだよ。
性格なんて変えようとしなくたっていい。
君はありのままで十分だよ。
●感電させないで。
少しだけ違うねって言われて、
少し自尊心が傷ついたけど、
少しだけって最初につけてくれた
君の優しさに触れて、
全身に電流が走った。
●君との時間は永遠。
君と2人でいる時間は貴重で、
大好きだって言うことを常に伝えたいよ。
だから、わがままを一つだけ言わせて。
君のコーラ、一口ちょうだい。
●自己愛中毒。
たまに自分が無性に嫌になって、
雨に打たれて、
びしょびしょになりたくなるけど、
その行為自体が、
生きるってことなら、
しっかり生きてるじゃんって、
自分を褒めたい。
●コミュニケーションなんて、オートマチックになればいいのに。
コントロールできない言葉を並べて
いつも相手から誤解した受け取り方をされて
本当に思っていたことを上手く伝えられない。
皮肉じゃないんだよ。
思ったことを純粋に伝えたいだけなんだよ。
だから、自分を責めないで。
●明日からまた、前向くよ。
スタバのフラペチーノ飲んでも、
気分は上向きにならないから、
ぐちゃぐちゃの頭の中をiPhoneで書きなぐる。
だけど、本当の答えなんて見つかりやしないや。
●踏ん張りどころだから、無理をしたい。
叫びたくなるくらい、
今日も嫌なことがたくさんあって散々だった。
明日も頑張れる気がしないけど、
頑張ろうって、
雪が降り積もる冷たい歩道橋の上で誓った。
●君と過ごした日々は青春の思い出。
君と過ごした青い時間は切なくて、
透明なソーダ水の中で泳ぐみたいだったね。
残酷な時間に対する諦めや、
すれ違いがなければ、
電子レンジで温めすぎた愛が爆発してたかもね。
●バスルーム・ラブストーリー。
びしょ濡れのまま君と誓った愛は
シャワーをかけあい、
じゃれあう中で生まれた。
濡れた指先で、
君の前髪をそっとわけると
「永遠になればいいのに」と君が言ったから、
一瞬で、切なさが瞳を通してダウンロードされた。
●潮風にあたれば、憂鬱なんて忘れられるさ。
疲れ切った君を抱きしめて、
よく頑張ったねって頭を撫でて、
愛をそっと送った。
週末、
小雨のような君の憂鬱を飛ばすために
海を見に行こうと
そっと、指切りをした。
●今日も気持ちを繋ぎ合わせる。
いつだって頑張っているけど、
いつも誰も乗せないブランコのように空回りする。
そのたびに気持ちが千切れるから、
いつも夜のスタバで
気持ちを繋ぎ合わせることを、
頑張るんだよ。
●さあ、機嫌なおして。
死にむかって生きている事実は変わらないから、
普遍ってなに。って悪態つきたくなる。
雨が降る中、
不機嫌な君といると
なんで、
どうでもいいことばかり考えちゃうんだろう。
そんなこと忘れて、君を笑顔にしよう。
●落ちこまないで。
別に君の所為じゃないよ。
臆病で世界と馴染めないだけだから。
きっと未来は明るいって、
誰かがほざくけど、言わせておけばいい。
人生は自分の手で掴むものだから、
君は悪くない。
●理論的な男と感情的な女。
みんなしんどいから、
頑張れって話が破綻してることに気づいて。
今はシャンディガフの苦味に集中するから、
ねぇ。
少しくらい甘えて気の利いたこと言ってよ。
●君にもっと近づきたい。
君と夜のスタバでダラダラする時間は
何年か経ったら、
きっと、宝物になる予感がするよ。
胸に抱きながら、
好きだってことを
空飛ぶクジラに手を振るように、
そっと、伝えたい。
●夜行バスで遠距離の君に会いに行く。
夜行バスに乗って、君に会いに行く。
頬杖をつき、
曇っているガラス越しに
ネオン色の街を眺めると涙が溢れてきた。
手を繋いで、
君と夜の淵を歩いた日のことを思い出したから。
●思い出はほこりを被っているほうが、良いときもある。
ダイアリーに綴った無数の思い出は、
今となっては、
すべてが切ない原因で、
あのときのことを思い出すと、
甘酸っぱくて、
青くて、
部屋の片付けが進まない。
●さよなら、今日の憂鬱。
夜のスタバで一息つくと、
悩みがちっぽけに感じるのはなんでだろう。
別に毎日、
頑張るつもりはないけど、
生きるために最低限、
頑張んなくちゃいけないんだよ。
だから、
ちょっとしたことでも、
自分を褒めたい。
●何度も、君の名前を呼びたい。
公園で君と手を繋ぎたいけど、
友達以上を踏み出すことができない。
君は特別だし、
君とは話が合うから、
君と気まずくなりたくない。
だけど、
もう、我慢できないよ。
名前を呼ぶと、
君は不思議そうな表情を浮かべた。
●ウソ卒業記念日。
自分を守るための嘘は
本来の自分を失う魔法で、
作った自分を作ることに抵抗感なんてない。
いつもの嘘で自分を着飾っても、
心は満たされないから、
そろそろ、嘘を卒業する決意をした。
●お願い、私をしっかり見て。
君との一方通行の恋は
一気に憂鬱になってしまい、
3ヶ月も君の気持ちがわからない日々が続いている。
本当はLINEで好きだってこと、
少しは匂わせているんだけど、
君は一向に気づいてくれない。
ねえ、
しっかりとした言葉なら、
君は受け取ってくれるの?
●濡れたまま、ふたりで。
突然の夕立に君と打たれて、
ずぶ濡れで張り付いた前髪を見て、
ずぶ濡れのまま、君とお互いに笑いあった。
雲と雲の間から、
光が射したとき、
君の唇が触れて、
このまま、雨なんて降り続けたらいいよと思った。
●夏の淵が溶けていく。
蒸した夜、
ローソンの前で二人で黙々と、
アイスクリームを食べている。
君はクールな顔をしたまま、
黙々と白くて冷たいミルクを食べ続けている。
だから、君より一口多く食べ、
ペースを巻き返して、
君と張り合うことにした。
それすら、楽しいのは君の魔法の所為だよ。
●本当は甘えたいだけ。
優しさをたくさんあげたいから、
君にだけは、
甘えた声を出してみるよ。
この甘える仕草は
君だけの特別仕様だから、
これが普通だとは思わないでね。
●無敵を手に入れよう。
I LOVE YOUとプリントされた
ダサいTシャツを
君とおそろいにしたいくらい好きだよ。
もう、君のことは
離すことはないと思うから、
痛い青春を君と紡ぎたい。
●スクラップラブストーリー
君と世界の果てまで行く自信はないけど、
君の心の欠片をゴミの山から探し出す自信はあるよ。
それだけ、
君が好きだから、
命が尽きた錆びた車のドアに
スプレーでハートを描くよ。
●単純で慎重な悩み。
夜のスタバは落ち着いた雰囲気で、
このまま、宇宙まで行ってしまいそうなくらい、
意識がふわふわしている。
二人の君は成立しない世の中だから、
君の思いを聞いて、
今、私は揺れている。
●芽生えない未来は不毛。
キャラメルキャンディの味が
しっかりと残ったまま、
夜道を一人でぼんやりと歩いている。
アパートまではもう少し。
寂しさは胸の中でどんどん成長していくけど、
もう、過去のことだから、
新しい自分を作る決意をまた固めた。
●青い時空をくぐりたい。
初恋を成就させるために
タイムスリップするのなんて、
バカげているよね。
だけど、
それだけ君のことが心の中に残っているんだよ。
本当に時空旅行できたら、
前に進めそうなのに。
●ベダだけど、それがいい。
星がよく見える丘で、
君とふたりきりなのは、
ファンタジックで、
もう、どれだけ時間が溶けたか、
わからない。
君となら、
ずっとここにいてもいいよって思った。
●君のためだったのに。
君のために少しだけ背伸びして、
君が言っていた髪色にしたよ。
なのに、
ロングのほうがよかったとか、
言わないでほしかった。
●あの日は遠くなっていく。
Peaceを挟む指のシルバーリングが
夜の街を反射している。
別にひとりで吸うことなんて、
もう、慣れてしまった。
だけど、たまに思い出すんだ。
君のこと。
●さよなら社会科見学。
固定概念が嫌いだから、
社会にいつも適応できないんだ。
我慢して、
努力して、
社会に適応しようと思ったけど、
無理だったよ。
だから、これからは
自分らしく勇ましく生きてやる。
●寂しさは喧嘩の所為。
喧嘩したあとの虚しさは、
ハイライトを吸っても、
晴れなくて、
つまらないことだったなって、
思ったから、
素直に謝る決意を固めて、
ハイライトをもみ消した。
●秋色ロマンス。
イチョウ並木の中で、
カーキ色のアウターを着て、
両手を広げて回る君はかわいい。
孤を描き乱れた茶色のボブを
そっと、右手で直してあげると、
君は甘く微笑んだ。
●遅刻魔な君。
先に待ち合わせ場所に着くのは
いつものことだけど、
今日は時間通り、来てほしかった。
待ち合わせに遅れる君だけど、
俺のこと、
しっかり見てくれるから、
許してあげる。
●君は変わってる。
ホログラムに君のことを保存して、
いつでも君をポケットに入れて、
歩きたいって妄想すら、
君は受け入れてくれる。
●密度高めの愛。
愛と青春をミキサーでかき混ぜたあと、
ピンクと青と黄色をそっと混ぜて、
グラスに注いで飲むことで、
本当の愛を知ることができる気がする。
●アイデンティティ。
押し殺した自分に蓋をすることに慣れて、
ついに自分の本当の気持ちなんかわからなくなってしまった。
つまらない人だね。
そう言われて、
傷つきもしない自分は一体何なんだろう。
●思い出すと痛む。
深すぎた君との恋は終わってしまった。
思い出のシーンにはいつも君がいて、
お気に入りのネックレスを付けると、
不可抗力で君を思い出してしまうよ。
だけど、
頭ではわかっているんだ。
君は君の道を進めばいいって。
●いまだに君が出てくる。
二度と会わないかもしれない君が、
夢の中にでてきたから、
もしかしたら、
街で偶然会えるかもって思ったよ。
だけど、もうね、
お互いに生活があって、
夢は夢のままでいいんだよって、
冷静を茹でたくなった。
●失恋の痛みは都市に埋もれる。
連続する日々を淡々とこなし、
忘れていた記憶をふと思い出して、
急に涙が流れてしまった。
こんな都会のなかで
センチメンタルになっても、
もう、何もかも、
戻るわけじゃないのに。
●ドラマティックは写実的。
歩道橋の上でキスするなんて、
なんか、古臭い気がした。
私たちの真下を
トラックが何台も通り過ぎていった。
テールランプの赤は線のように伸び、
私たちは決してふたりきりじゃない感じがした。
だけどね。
そんな君が一番好きだよ。
●スノーファンタジア。
雪の中、
君の前では泣くつもりじゃなかったのに、
そんなに優しい言葉かけられたら、
泣くに決まってるじゃん。
冷たい結晶が、
頬に落ちて、
涙なのか、雪なのか、
もうわからないや。
●嫉妬は尽きない。
君とは話が尽きないから、
ボトルメッセージだらけの砂浜で、
無邪気に、はしゃぎたいよ。
そして、
君がボトルメッセージに手を取るときは、
そのときは潔く諦めるね。
●放置気味でごめん。
慣れない生活の中で、
すれ違ったままだった君とのメッセージ。
君を取り戻すために、
また、今日から、
毎日、連絡するね。
ごめんね。
●君と僕が生まれた日。
僕らはお互いに寂しがり屋で、
二人は生まれた瞬間から惹かれあっていた気がするよ。
だから、
君と僕が生まれた瞬間の朝日を、
混ぜて、
もっと鮮やかにしたい。
●レモンよりも君は素敵だ。
君のことは置いていかないよ。
一緒に噴水の前でプリズムを捕まえよう。
君の笑顔はレモンよりも、
甘酸っぱいから、
エンディングを先延ばしにしたい。
2、君とセンチメンタルを詰め合わせて。
●君を傷つけてしまった事実は変わらない。
日記に書き込んだ、君への思いを綴っても
君を傷つけた事実は変わらないから、
仲直りの方法を手探りで考えても、
思いつかない。
だから、素直に謝りたい。
ごめんねって。
●君がどんどん、遠くなっていくね。
いつものように泣いて、笑って、
はしゃいでいる、この時間が好きだったよ。
もう、君とは会えないけど、
記憶の中で君は生き続けているよ。
●ありのままでいいよ。
スマートに生きる方法なんてないから、
みんな悩むんだよ。
性格なんて変えようとしなくたっていい。
君はありのままで十分だよ。
●感電させないで。
少しだけ違うねって言われて、
少し自尊心が傷ついたけど、
少しだけって最初につけてくれた
君の優しさに触れて、
全身に電流が走った。
●君との時間は永遠。
君と2人でいる時間は貴重で、
大好きだって言うことを常に伝えたいよ。
だから、わがままを一つだけ言わせて。
君のコーラ、一口ちょうだい。
●自己愛中毒。
たまに自分が無性に嫌になって、
雨に打たれて、
びしょびしょになりたくなるけど、
その行為自体が、
生きるってことなら、
しっかり生きてるじゃんって、
自分を褒めたい。
●コミュニケーションなんて、オートマチックになればいいのに。
コントロールできない言葉を並べて
いつも相手から誤解した受け取り方をされて
本当に思っていたことを上手く伝えられない。
皮肉じゃないんだよ。
思ったことを純粋に伝えたいだけなんだよ。
だから、自分を責めないで。
●明日からまた、前向くよ。
スタバのフラペチーノ飲んでも、
気分は上向きにならないから、
ぐちゃぐちゃの頭の中をiPhoneで書きなぐる。
だけど、本当の答えなんて見つかりやしないや。
●踏ん張りどころだから、無理をしたい。
叫びたくなるくらい、
今日も嫌なことがたくさんあって散々だった。
明日も頑張れる気がしないけど、
頑張ろうって、
雪が降り積もる冷たい歩道橋の上で誓った。
●君と過ごした日々は青春の思い出。
君と過ごした青い時間は切なくて、
透明なソーダ水の中で泳ぐみたいだったね。
残酷な時間に対する諦めや、
すれ違いがなければ、
電子レンジで温めすぎた愛が爆発してたかもね。
●バスルーム・ラブストーリー。
びしょ濡れのまま君と誓った愛は
シャワーをかけあい、
じゃれあう中で生まれた。
濡れた指先で、
君の前髪をそっとわけると
「永遠になればいいのに」と君が言ったから、
一瞬で、切なさが瞳を通してダウンロードされた。
●潮風にあたれば、憂鬱なんて忘れられるさ。
疲れ切った君を抱きしめて、
よく頑張ったねって頭を撫でて、
愛をそっと送った。
週末、
小雨のような君の憂鬱を飛ばすために
海を見に行こうと
そっと、指切りをした。
●今日も気持ちを繋ぎ合わせる。
いつだって頑張っているけど、
いつも誰も乗せないブランコのように空回りする。
そのたびに気持ちが千切れるから、
いつも夜のスタバで
気持ちを繋ぎ合わせることを、
頑張るんだよ。
●さあ、機嫌なおして。
死にむかって生きている事実は変わらないから、
普遍ってなに。って悪態つきたくなる。
雨が降る中、
不機嫌な君といると
なんで、
どうでもいいことばかり考えちゃうんだろう。
そんなこと忘れて、君を笑顔にしよう。
●落ちこまないで。
別に君の所為じゃないよ。
臆病で世界と馴染めないだけだから。
きっと未来は明るいって、
誰かがほざくけど、言わせておけばいい。
人生は自分の手で掴むものだから、
君は悪くない。
●理論的な男と感情的な女。
みんなしんどいから、
頑張れって話が破綻してることに気づいて。
今はシャンディガフの苦味に集中するから、
ねぇ。
少しくらい甘えて気の利いたこと言ってよ。
●君にもっと近づきたい。
君と夜のスタバでダラダラする時間は
何年か経ったら、
きっと、宝物になる予感がするよ。
胸に抱きながら、
好きだってことを
空飛ぶクジラに手を振るように、
そっと、伝えたい。
●夜行バスで遠距離の君に会いに行く。
夜行バスに乗って、君に会いに行く。
頬杖をつき、
曇っているガラス越しに
ネオン色の街を眺めると涙が溢れてきた。
手を繋いで、
君と夜の淵を歩いた日のことを思い出したから。
●思い出はほこりを被っているほうが、良いときもある。
ダイアリーに綴った無数の思い出は、
今となっては、
すべてが切ない原因で、
あのときのことを思い出すと、
甘酸っぱくて、
青くて、
部屋の片付けが進まない。
●さよなら、今日の憂鬱。
夜のスタバで一息つくと、
悩みがちっぽけに感じるのはなんでだろう。
別に毎日、
頑張るつもりはないけど、
生きるために最低限、
頑張んなくちゃいけないんだよ。
だから、
ちょっとしたことでも、
自分を褒めたい。