私の弟はヴァンパイア。
ただでさえ男性は苦手だというのに、こんなことさたら一生のトラウマになっちゃう……!
そう思うのに、どこか怖くなくて、求めてしまっている自分が気持ち悪くなっていた。
牙を出されてしまうのか心配になっているけれど……。
なんだか、吸われているような気分だった。
至って単純に、キスされているような感覚だ。
「あ、あのっ……」
「そろそろ吸っていい?」
「えっ?」
ガブッ
「い、痛っ……!?」
右側が痛んだ。とても痛い……。
多分血が出た。それで、私吸われてるんだ……!!
ヒヤヒヤしているけれど、逆方向の首は痛くなってない。
もしかして、千隼くんは私のこと、噛んでない……?
疑問に思いながらもとにかく千秋くんに噛まれたところが痛くて、やっと離れてくれたところ、すぐに首を抑えた。
そう思うのに、どこか怖くなくて、求めてしまっている自分が気持ち悪くなっていた。
牙を出されてしまうのか心配になっているけれど……。
なんだか、吸われているような気分だった。
至って単純に、キスされているような感覚だ。
「あ、あのっ……」
「そろそろ吸っていい?」
「えっ?」
ガブッ
「い、痛っ……!?」
右側が痛んだ。とても痛い……。
多分血が出た。それで、私吸われてるんだ……!!
ヒヤヒヤしているけれど、逆方向の首は痛くなってない。
もしかして、千隼くんは私のこと、噛んでない……?
疑問に思いながらもとにかく千秋くんに噛まれたところが痛くて、やっと離れてくれたところ、すぐに首を抑えた。