一途な気持ちは止められない
皆でカフェへ
『ポロン』
机の上に置いてあった夏菜子のスマホからLIMEの通知音が鳴った。
画面に簡易的な通知内容が一瞬表示される。
LIMEの画面を開いて確認する。
「なんか、LIMEのグループに招待されたんだけど……藍のところには行ってない?」
スマホのLIME画面を藍の方に向けながら夏菜子はそう言った。
彩から連絡が来るとは聞いていたが、グループLIMEに招待されるとは思わなかった。
少しだけ面倒ごとに巻き込まれそうだなと思った。
「こっちには連絡は入ってないよ。入ったとしてもグループには入らないけど。
まぁいいんじゃない? 何かあったら俺が助けてあげるから」
そう言って藍は夏菜子の耳にキスをする。
何度もキスをされているけれど、やっぱりみんなの前でキスをされるなんて、何度体験しても慣れないものだ。
まだ鼓動も早くなって顔も赤くなってしまう。
こんな状況に慣れる日がくるのだろうか。
考えすぎて恥ずかしくなり、余計に顔が火照る。
「じゃぁ、グループに参加してみる」
グループ参加に慣れていないため操作がおぼつかないが何とか登録できた。
「何か連絡があったら報告するね」
『ポロン』
そう言った矢先、通知音が鳴った。
『早速だけど、今日の夕方学校帰りにカフェに行かない? このグループメンバーで』
グループの中身を確認してみると、彩の友達ばかりが3人、合計5人のメンバーだった。
無言でその画面を藍に見せてみた。
「えぇ? 夏菜子と一緒に居られる時間が減っちゃうじゃないか。
夏菜子だけ参加させるのは俺は反対」
机の上に置いてあった夏菜子のスマホからLIMEの通知音が鳴った。
画面に簡易的な通知内容が一瞬表示される。
LIMEの画面を開いて確認する。
「なんか、LIMEのグループに招待されたんだけど……藍のところには行ってない?」
スマホのLIME画面を藍の方に向けながら夏菜子はそう言った。
彩から連絡が来るとは聞いていたが、グループLIMEに招待されるとは思わなかった。
少しだけ面倒ごとに巻き込まれそうだなと思った。
「こっちには連絡は入ってないよ。入ったとしてもグループには入らないけど。
まぁいいんじゃない? 何かあったら俺が助けてあげるから」
そう言って藍は夏菜子の耳にキスをする。
何度もキスをされているけれど、やっぱりみんなの前でキスをされるなんて、何度体験しても慣れないものだ。
まだ鼓動も早くなって顔も赤くなってしまう。
こんな状況に慣れる日がくるのだろうか。
考えすぎて恥ずかしくなり、余計に顔が火照る。
「じゃぁ、グループに参加してみる」
グループ参加に慣れていないため操作がおぼつかないが何とか登録できた。
「何か連絡があったら報告するね」
『ポロン』
そう言った矢先、通知音が鳴った。
『早速だけど、今日の夕方学校帰りにカフェに行かない? このグループメンバーで』
グループの中身を確認してみると、彩の友達ばかりが3人、合計5人のメンバーだった。
無言でその画面を藍に見せてみた。
「えぇ? 夏菜子と一緒に居られる時間が減っちゃうじゃないか。
夏菜子だけ参加させるのは俺は反対」