エリート御曹司は“運命の番”に理性が効かない。



「慈さん、話があるの! 私ね、私のお腹に私と慈さんの赤ちゃんいるみたい」

「……え、赤ちゃん。あかちゃん……赤ちゃん!?」

「うん。もしかして、嫌だった?」

「違う! めちゃくちゃ嬉しいよ」


 そう言って慈さんは私を抱きしめて額にキスを落とした。



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