ハツコイ
「ありがとうっ」
「ふっ、、ああ。」
「望舞ー、もう行くぞー」
「ほら、おいてかれるぞ。」
「うん、行ってきます!」
「ああ。気をつけてな。」
「はーい!!」
本当に、尤瑪さんには感謝しないといけない。
この家に来て、私の世界は二度も変わった。
一度目は風蘭によって。二度目は尤瑪さんによって。
これまで、私の世界は、なくなることしかなかった。それなのに、こんなに簡単に、二度も変えることができるだなんて。前の私には到底わかり得ないこと。それを簡単に知らせてもらえた私は、幸せものだ。
*
「じゃ俺は教室行かないとだから。ちゃんと先生についていくんだぞ。」
「うん!了解ですっ!」
「失礼しまーす・・・」
「えーと・・・お名前は?」
「あー、、っ、神井っ、望舞、です。」
「かのい・・・あ〜っ、“羽宮(はみや)先生”のっ!わかりました。“上出(かみで)先生”〜、」
「おー、どうした〜」
「転校生の“神井さん”です。」
「そうか、今日からだな。初めまして、上出です。」
「初めまして、神井です。」
「ん?てかお前、挨拶した?」
「あっ、、春田です。」
「初めまして。」
「じゃ、行こうか。」
「はいっ!・・・あっ、“春田先生”、」
「はい、」
「ありがとうございました。それでは、失礼します。」
「ふっ、、ああ。」
「望舞ー、もう行くぞー」
「ほら、おいてかれるぞ。」
「うん、行ってきます!」
「ああ。気をつけてな。」
「はーい!!」
本当に、尤瑪さんには感謝しないといけない。
この家に来て、私の世界は二度も変わった。
一度目は風蘭によって。二度目は尤瑪さんによって。
これまで、私の世界は、なくなることしかなかった。それなのに、こんなに簡単に、二度も変えることができるだなんて。前の私には到底わかり得ないこと。それを簡単に知らせてもらえた私は、幸せものだ。
*
「じゃ俺は教室行かないとだから。ちゃんと先生についていくんだぞ。」
「うん!了解ですっ!」
「失礼しまーす・・・」
「えーと・・・お名前は?」
「あー、、っ、神井っ、望舞、です。」
「かのい・・・あ〜っ、“羽宮(はみや)先生”のっ!わかりました。“上出(かみで)先生”〜、」
「おー、どうした〜」
「転校生の“神井さん”です。」
「そうか、今日からだな。初めまして、上出です。」
「初めまして、神井です。」
「ん?てかお前、挨拶した?」
「あっ、、春田です。」
「初めまして。」
「じゃ、行こうか。」
「はいっ!・・・あっ、“春田先生”、」
「はい、」
「ありがとうございました。それでは、失礼します。」