君の生き血を僕に吸わせて?

悔しいけど私だって昨日初めて会った時
イケメンの部類に入る人だ、
とか思っちゃってた…。

「あっ、あれ!?ねぇ!四条くんだよ!
なんか、小町の事見てない!?」

「え?」

その時友達が廊下を指さした。
そこにはあいつが……
四条瑠衣が私を見て手招きしていた。

「え、私…?」
< 27 / 53 >

この作品をシェア

pagetop