君の生き血を僕に吸わせて?
˙˚ 𓆩 ✞ 𓆪 ˚˙
「あの…呼びました?」
「うん、呼んだ」
廊下に出て、瑠衣に話しかけるが
みんなの視線がなんか……すごい。
廊下にいる人も教室にいる人も
雑談をやめて私と瑠衣を
興味深そうに見ていた。
「今日も小町の家、行ってい?」
何食わぬ顔してそんな事を言う瑠衣に
私は眉間にシワを寄せた。
「はっ、はぁ!?ダメに決まって…っ」
「なんで?一晩かけて教え込んであげるよ?」