俺の運命の人
『奈々はお金出さなくていいからね!』

『奈々も仕事してるからお互い様だよ〜』

奈々におごられるのは嫌だった。女に出して貰うのが嫌いだから。

『デート代は男がだすものなの〜!』

『わかったょ〜剛君の勝ち!』

『分かってくれたならよろしい〜〜今から仕事だからまた連絡するな!』


『ほーい!!!』



初デートが終わって次の日からこんなふうに昼も夜も奈々が夜仕事に入ってる時も連絡を取り合っていた。

連絡がない日は電話してみたり、問い合わせしたりで俺の生活の一部になっていたし、俺の彼女?ってくらいになっていた。

けど、告白する事はなかった。
奈々がお客さんとご飯を食べに行くと聞く時は、凄い不安になったし、お客さんと店が終わった後アフターについていくと朝起きてメールをみた時は、何したのか?と考え一人イライラした。

奈々にたいする嫉妬ややきもちだった。
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