俺の運命の人
俺は40分間ずっと奈々との会話を楽しんだ。

奈々はこの仕事が長いらしく話も上手だったし、気が利く。
けど今日はお客さんが多いらしく前のテーブルで結構飲んでいたらしくほっぺが赤くなっていい感じと自分でいっていた。


『お客様〜モゥお時間なんですけど〜延長しますか?チェックしますか?』

俺は延長したかった。
もっと奈々と話していたかった。
『明日も仕事だからみんな起きてくれよ!さぁ帰るか!!』
社長の一言で俺はガックリきた。

『剛〜またきてよ〜』
俺達が会計をすませて立ち上がると女の子も立ち上がり店の外まで見送りにきた。

『ご馳走様でした〜』

一斉に挨拶をする。

『剛〜バィバィ』
奈々が俺に手をふってきた。

俺は今聞かなきゃもう聞けないと思い奈々に駆け寄り番号を聞いた。
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