同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
「ですから、それは…」
「東郷に指示でもされたか?さり気なくおれから情報を聞き出せと」
「違います…!誤解です!それに、雪夜さんから情報を聞き出すだなんて…そんなこと――」
「白虎の偵察を甘く見ないでほしいな。おれから聞き出した情報を東郷にもらすところまで目撃しているぞ?」
「わたしが…藍に?」
わたしは昨日のことを思い返してみる。
そもそも藍とはほんの少しいっしょにいただけで、雪夜さんのことなんて話してな――。
『むしろ、男で甘いの好きなやつっているか?』
『普通にいるよ。それに、雪夜さんも甘いものが好きって言ってたし』
『雪夜が?意外』
――え。
もしかして…。
『あんな仏頂面してる雪夜が、テントウムシにビビってるところとか見てみたいな』
『想像つかないけどね。雪夜さんも感情を表に出すのが苦手なだけで、本当は表情豊かな人なんじゃないかな?』
「東郷に指示でもされたか?さり気なくおれから情報を聞き出せと」
「違います…!誤解です!それに、雪夜さんから情報を聞き出すだなんて…そんなこと――」
「白虎の偵察を甘く見ないでほしいな。おれから聞き出した情報を東郷にもらすところまで目撃しているぞ?」
「わたしが…藍に?」
わたしは昨日のことを思い返してみる。
そもそも藍とはほんの少しいっしょにいただけで、雪夜さんのことなんて話してな――。
『むしろ、男で甘いの好きなやつっているか?』
『普通にいるよ。それに、雪夜さんも甘いものが好きって言ってたし』
『雪夜が?意外』
――え。
もしかして…。
『あんな仏頂面してる雪夜が、テントウムシにビビってるところとか見てみたいな』
『想像つかないけどね。雪夜さんも感情を表に出すのが苦手なだけで、本当は表情豊かな人なんじゃないかな?』