同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
そのときまたリビングのほうから物音がして、わたしはベッドから飛び起きた。


「…藍!?」


慌てて部屋から飛び出すと、薄暗いリビングに人影が見えた。


すぐに明かりをつけると、そこに立っていたのはずぶ濡れ姿の藍だった…!


「…悪い、起こしたか」

「そんなこと…どうだっていいよ!その格好…、どうしたの!?」


藍は適当に手にしたタオルで髪をわしゃわしゃと拭いている。


「とりあえず、シャワー浴びてきて!そのままじゃ風邪引くよ…!」


わたしは藍をお風呂へ追いやる。

藍のあんな姿を見たら、さっきまでの眠気なんて一瞬にして吹っ飛んでしまった。


しばらくして、シャワーを浴びた藍がリビングに戻ってくる。


「こんな時間まで…どこ行ってたの?青龍の集会じゃなかったの…?」

「そのはずだったが、途中で仲間がやられたっていう連絡が入って」
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