同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
「わたし…今、琥珀くんのおかげで気づけたよ。自分の気持ちに」
「…自分の気持ち?」
「うん。わたし、藍のことが好きなんだって」
さっきまでのわたしの心は弱っていた。
今にも枯れてしまいそうになっていた。
そこに、琥珀くんからのやさしさの水を注がれて、思わずもっと欲してしまいそうにもなった。
だけど、違った。
冷たいし無愛想だし、口うるさいところもあるけど――。
わたしがピンチのときには助けてくれて、時折見せる笑顔をまた見てみたいと思えるようなそんな藍に惹かれていった。
わたしがそばにいたいのは琥珀くんじゃない。
藍なんだ。
「…だから、琥珀くんの気持ちには応えられない」
わたしがそう伝えると、琥珀くんは寂しそうに眉を下げた。
「そっか…。そらちゃん、藍くんのことを好きになっちゃったんだね」
「…自分の気持ち?」
「うん。わたし、藍のことが好きなんだって」
さっきまでのわたしの心は弱っていた。
今にも枯れてしまいそうになっていた。
そこに、琥珀くんからのやさしさの水を注がれて、思わずもっと欲してしまいそうにもなった。
だけど、違った。
冷たいし無愛想だし、口うるさいところもあるけど――。
わたしがピンチのときには助けてくれて、時折見せる笑顔をまた見てみたいと思えるようなそんな藍に惹かれていった。
わたしがそばにいたいのは琥珀くんじゃない。
藍なんだ。
「…だから、琥珀くんの気持ちには応えられない」
わたしがそう伝えると、琥珀くんは寂しそうに眉を下げた。
「そっか…。そらちゃん、藍くんのことを好きになっちゃったんだね」