同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
「それを『熱がある』って言うの!とにかく、藍は寝てて!」
ベッドから出ようとする藍を止める。
…まったく、全然治ってないっていうのに。
「とりあえず、なにか飲み物取ってく――」
と言って、藍に背中を向けたそのとき。
「待てって」
藍がわたしの手首をつかんだかと思ったら、そのまま引き寄せられた。
そして、気づいたらわたしはベッドの上に腰掛ける藍の膝の上にいた。
「ら…、藍…?」
これって…どういう状況?
背中が藍の胸板に密着して、まだ熱で侵されている藍の熱い体温が伝わってくる。
すぐそばに藍を感じて、わたしは熱なんてないのになぜか顔が赤くなる。
「…悪かった」
戸惑うわたしの耳元で藍がつぶやいた。
「き…気にしないで。同居人が風邪引いてたら、だれだって看病くらいするでしょ?」
ベッドから出ようとする藍を止める。
…まったく、全然治ってないっていうのに。
「とりあえず、なにか飲み物取ってく――」
と言って、藍に背中を向けたそのとき。
「待てって」
藍がわたしの手首をつかんだかと思ったら、そのまま引き寄せられた。
そして、気づいたらわたしはベッドの上に腰掛ける藍の膝の上にいた。
「ら…、藍…?」
これって…どういう状況?
背中が藍の胸板に密着して、まだ熱で侵されている藍の熱い体温が伝わってくる。
すぐそばに藍を感じて、わたしは熱なんてないのになぜか顔が赤くなる。
「…悪かった」
戸惑うわたしの耳元で藍がつぶやいた。
「き…気にしないで。同居人が風邪引いてたら、だれだって看病くらいするでしょ?」