同居中の総長さま×4が距離感バグってます!
一生かけて愛することを誓う
ここへは、入口を蹴り壊して入ってきたのだろうか。
藍の足元には、破壊されて粉々になった倉庫の扉の残骸が散らばっていた。
「久しぶりだな、一冴」
慎重に歩み寄ってくる藍を一直線に見つめる一冴さん。
「あいさつなんていい。お前をここへおびき出すつもりだったが、意外と早くて驚いた」
「帰りが遅いそらからなにも連絡がなくて、嫌な予感がしたからな」
「まさか、“愛の力”なんて寒いこと言うんじゃねぇだろうな?どうして、この場所がわかった?」
「…正直、俺だけじゃどうにもならなかった。悔しいが、あいつのおかげだ」
「あいつ?」
首をかしげる一冴さん。
すると、藍の後ろからある人物が姿を現した。
金髪に近い明るい茶髪――。
それは、琥珀くんだった!
「琥珀くん…!」
「よかった!そらちゃんが無事で」
藍の足元には、破壊されて粉々になった倉庫の扉の残骸が散らばっていた。
「久しぶりだな、一冴」
慎重に歩み寄ってくる藍を一直線に見つめる一冴さん。
「あいさつなんていい。お前をここへおびき出すつもりだったが、意外と早くて驚いた」
「帰りが遅いそらからなにも連絡がなくて、嫌な予感がしたからな」
「まさか、“愛の力”なんて寒いこと言うんじゃねぇだろうな?どうして、この場所がわかった?」
「…正直、俺だけじゃどうにもならなかった。悔しいが、あいつのおかげだ」
「あいつ?」
首をかしげる一冴さん。
すると、藍の後ろからある人物が姿を現した。
金髪に近い明るい茶髪――。
それは、琥珀くんだった!
「琥珀くん…!」
「よかった!そらちゃんが無事で」