Galaxyな彼は、【完】


1時間半ほど家庭教師をしてもらい、暁月さんのリクエスト通り用意していたカレーは大好評だった。



基本いつも光と2人で食事することが多いから、暁月さんがいるだけでリビングが明るくなってすごく楽しかった。



光とも話しが合うみたいだし、よかった。



時間はすでに22時。



家から出て、光と2人並んで暁月さんを送り出す。



「ありがとうございました」



「こちらこそ超美味しい晩御飯ありがとう」


毎日食いたいって笑う暁月さん。


そんなに喜んでもらえたならよかった。



「あんなので良ければ、いつでも」



「またご飯楽しみにしてる」



週に1回、光の受験が終わるまで来てくれることになった。




「うわ、何これ、超かっこいいじゃん!俺が来た時にはなかったのに!」



なんと暁月さんの目に留まったのは、星野家の前に停まる彗の車。



そうだ、彗いるんだった…
< 105 / 210 >

この作品をシェア

pagetop