Galaxyな彼は、【完】
鳥の鳴き声と、太陽の眩しさに目を開けると、目を前にはドアップの彗の顔がじっと私を見てる。
「海、おはよ。」
って、いつも以上に掠れた声で、にっこり微笑んだ。
「へ!?あ、え!?」
びっくりして彗と距離を取って、飛び起きる。
タンクトップしか着てなくて、筋肉質で逞しい腕が露わになってるし、
鎖骨で揺れる金のネックレスが、朝日に照らされて輝いてる。
その色気で地球を爆破できると思う。
私あのまま寝ちゃったんだ!?
朝からこの美しい顔をドアップで見るのは、色んな意味でやばいよ。
「気持ちよさそうに寝てたな。」
「なんで私…あー…もう、起こしてよ」
表情を見るに、彗は寝起きって感じじゃなかったから、少し前から起きてたんだと思うけど。
…私なんかの寝顔見てないで、起こしてよっ