カフェラテdeプリンのカサブランカ日記
 2022年も冬になりました。 仕事は相変わらず増えません。
給料も飲み代程度ですかね。 小遣いですねえ。
給付金とか再就職支援金が出たから何とかやってこれたようなもの。 それが無くなる来年はどうなるんでしょうか?
 訪問マッサージも業者があまりにも増えすぎてしまって良い業者が全く育たない環境になってます。
大手優位で患者さんを取り合っているので小さい業者では太刀打ちできないんです。。
でもでもよく見ると制度の盲点を突いていることがよく分かりますね。 大手がどうやって設けているのか?
なぞは簡単に解けました。 往療費をどうやって掠め取るか、、、ここなんですね。
施術費は患者さんによって変わってきます。 施術部位が違いますから。
でも往療費はみんな同額です。 これを人数分貰えばその分会社が儲かるわけですね。
施術費は施術者の給料になるお金です。 こちらを掠め取るわけにはいきません。
でも往療費はガソリン代ですから会社の儲けに出来ます。 これをたくさん貰うためにはどうするんでしょう?
一般家庭では儲かりません。 一日一回しか施術は認められていないので。
施設です。 施設で多く契約を取って人数分出入りを繰り返すんです。
ここが制度の盲点になっています。 誰も確認しないわけです。
 誠実な業者なら一度入ってしまえば終わるまで出てきません。
でもそれだったら往療費は最初の一人分しか請求出来ないんですね。
だからずるい業者は一人終わるごとに玄関を出て行って、また入るわけです。
これじゃあ嫌でも儲かりますよ。 でもこんなんで儲かっても嬉しいんでしょうか?

 ついでによく言われることは、、、。
社長は裕福なのに施術者がその日暮しをしているってことです。
社長はマンション暮らしをしているのに、施術者はボロアパートで悶々としているってことはよくあります。
さらに言えば訪問事業者の求人票は半数以上が大げさで信用できないってことですね。
 月給20万円なんて平気で書いている業者は多いです。 でも半分は嘘。
聞いてみると業者に入る施術費が20万だったりします。 つまりは仕事が取れてないってことです。
そこで求人票には書いて無いけれど、複数の業者と提携して患者さんを回していたりします。
給料20万と書いておきながら、現実には2万か3万くらいだったりするわけです。
となると施術者側もいくつか業者を梯子しないと生活できないわけです。
悲惨ですねえ。 え? 障害年金が有るからいいだろう?
とんでもない。 あれは最低の生活を保障してくれるだけ。
光熱費を払って通信費を払って買い物をしていたら、それだけで無くなります。
下手すると働くより生活保護を受けたほうが余裕を持って暮らせますよ。 それくらいに厳しいんです。
ぼくは出来れば働ける間は障害年金も貰いたくないんです。 働けなくなったら貰いたい。
でも今は貰ってないと生活が出来ません。 小遣いじゃあ家賃すら払えませんからね。
 視力障碍が有るからってマッサージ業界に拘って仕事を探してきました。 それも行き詰ってる時代です。
聴覚障碍者のほうが高給取りだったりします。 いろんな仕事が降ってきますからね。
マッサージ業界に留まるのもぼくらの世代で終わりかもしれない。 そんなことを考えたりします。
目が見えなくてもやっていける仕事はたっくさん有るはず。 盲学校にも変わる時が来たんです。
< 15 / 64 >

この作品をシェア

pagetop