好きな歌

GHOST



夜の静寂(しじま)に取り残された

空き缶みたいな鼓動

零れてしまった心なんて 誰かの足跡だらけ

呼吸すらも忘れかけていた

星もない空が笑った

馬鹿らしくなって溜息 唾のように吐き出した



透明な糸が 千切れた後は

ただ落ちて逝くだけ



もう人間なんて 辞めちゃって 彷徨って

幽霊みたいに 街を漂うだけなんだ

もう愛なんて 面倒くさくて捨て去って

君との思い出が 取り憑いてるんだ


Tell me why Tell me way

何故こんな好きにさせた?

Tell me why Tell me way

何故 隣に居ないんだ baby



朝の残酷(むご)さに 面を顰(しか)めて

砕けて 散らばった記憶

アスファルトの色と同化して

風に煽られて消えた

空っぽの身体に孤独が降る

鴉(カラス)の鎮魂歌(なきごえ)を添えて

冷たい眼をした僕には

其れがお似合いか



太陽が産んだ 涙の影が

傷を抉(えぐ)ってくだけ





もう人間なんて辞めちゃって 彷徨って

幽霊みたいに 街を漂うだけなんだ

もう愛なんて 面倒くさくて 捨て去って

君との思い出が 取り憑いてるんだ

Tell me way Tell me way

何故 こんな好きにさせた?

Tell me way Tell me way

何故 隣に居ないんだ baby




君も 人間なんて 辞めたくて 疲れ果てて

愛を棄てたくなったら 逢いに行く




もう人間なんて辞めちゃって 彷徨って

幽霊みたいに 街を漂うだけなんだ

もう愛なんて 面倒くさくて 捨て去って

君との思い出が 取り憑いてるんだ

Tell me way Tell me way

何故 こんな好きにさせた?

Tell me way Tell me way

何故 隣に居ないんだ baby






天才凡人 「GHOST」
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