私の彼氏はヴァンパイア?!

「鈴乃」

愛しい声が私を呼ぶ。

タカトの赤い瞳をみてから

なんか変。



「お前、人間のままがいい?」

いきなりタカトの口からとんでもない

言葉が出てきた。


「え??」


もちろん私には意味がわからない。

「だからヴァンパイアになる?」


私が、、、

ヴァンパイアに、、、?


「なるとどうなるの?」


「血しか食べるものがなくなる」


「それだけ?」

「ただ俺が血を直接吸えなくなる」


「え、、、」


私は嫌だ。

タカトに血を吸ってもらえなくなるなんて、、、。

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