イケメン彼氏は可愛い彼女に嫉妬してほしい
side善②
あれから2日後の放課後、帰ろうとしていたら急に声をかけられた。
委員会か何かだと思ったら、まさかの告白だった。
俺には桜ちゃんがいるし、断るつもりだったが、そばに桜ちゃんが隠れてることに気づいた。
もし、ここで保留にしたらさすがに嫉妬してくれるかも……。
「ありがとう。返事は今度でもいいかな?」
どうだ……。
チラリと、桜ちゃんを見る。
桜ちゃんは今にも泣き出しそうな顔をしていた。
えっ、何でそんな顔をするの……?
そんなに俺って信用ならない?
違う、俺が最近好きって言わなかったから、他人を褒めたから、返事を遅くしたから、告白を保留にしようとしたから……。
なにやってんだよ俺!こんな顔をさせたくてしたんじゃないだろ!
とにかく、逃げた桜ちゃんを追いかけて謝らないと……!
「ごめん!ちょっと急用ができたから!後、返事はごめんなさい。付き合えません。それじゃ」
俺は全速力で走った。
委員会か何かだと思ったら、まさかの告白だった。
俺には桜ちゃんがいるし、断るつもりだったが、そばに桜ちゃんが隠れてることに気づいた。
もし、ここで保留にしたらさすがに嫉妬してくれるかも……。
「ありがとう。返事は今度でもいいかな?」
どうだ……。
チラリと、桜ちゃんを見る。
桜ちゃんは今にも泣き出しそうな顔をしていた。
えっ、何でそんな顔をするの……?
そんなに俺って信用ならない?
違う、俺が最近好きって言わなかったから、他人を褒めたから、返事を遅くしたから、告白を保留にしようとしたから……。
なにやってんだよ俺!こんな顔をさせたくてしたんじゃないだろ!
とにかく、逃げた桜ちゃんを追いかけて謝らないと……!
「ごめん!ちょっと急用ができたから!後、返事はごめんなさい。付き合えません。それじゃ」
俺は全速力で走った。