北沢くんのハレ!
第2話 熱が出てしまった! 北沢くんの日常
「お母さん! お母さん! なんで! どうして!」
「....」
「置いていかないでよ! ねえ! お母さん!」
「....」
「お母さーーーん!!」
っ! なんだ夢か。
最近変な夢を見るようになった。
....! なんか体がだるい。
体温計どこだっけ。
うわ。どうしよ38.5度って。
とりあえず連絡しないと。
「もしもし」
「あ〜、北沢くんやっと出た。何回も電話かけてたのに」
「ごめん。ちょっと体だがだるくて」
「体温測ったの?」
「うん。38.5度だった」
「なになに! きたっち風邪?!」
「とりあえず今日はゆっくり寝ててね」
「あぁ。ありがとう町田さん。そうするよ」
久しぶりだな。
こんなに熱を出すことなんて。
なんだか....また眠たく....
━━━━━━━━━━━━━━━
「北沢さん。大丈夫?」
「なんで町田さんがここにいるの」
「今日熱で学校来なかったでしょ? だからプリントとか持ってきたよ」
「ありがとう。でも俺の身体は丈夫だから心配すんな! 熱なんてすぐ消えるさ」
「そうなんだー。じゃあ私帰るね」
お母さん、辛いよ。
熱しんどいよ....
ねぇ、、ねぇ、、
━━━━━━━━━━━━━━━
ピンポーン ピンポーン
「おーい。晴斗いるか〜!」
「あれ、今日買い物なんじゃ....」
「友達が苦しんでるのに遊んでられるかよ」
「そうか」
「きたっち! 元気出してー!」
あれ....また涙が....
「大丈夫ですか? 晴斗さん」
「あ、うん。大丈夫だよ。ありがとう」
「きたっちは泣き虫だね!!」
「違うわ! そういえば町田さんは?」
「あ〜町田さんか。なんか『北沢くんなら身体が丈夫だから心配しなくていいよ』って言って帰ってったよ」
「そうなんだ」
「話長くなっちゃったな。ごめん。これ色々買っといたから。じゃあお大事に!」
「「お大事に〜」」
「あ、ありがとう」
俺の為に買ってきてくれたのか。
こんな事過去に1回しかなかったな。
仮の友情ならこんな事しない。
彼らのことを信じてみてもいいのかもしれないな。
「....」
「置いていかないでよ! ねえ! お母さん!」
「....」
「お母さーーーん!!」
っ! なんだ夢か。
最近変な夢を見るようになった。
....! なんか体がだるい。
体温計どこだっけ。
うわ。どうしよ38.5度って。
とりあえず連絡しないと。
「もしもし」
「あ〜、北沢くんやっと出た。何回も電話かけてたのに」
「ごめん。ちょっと体だがだるくて」
「体温測ったの?」
「うん。38.5度だった」
「なになに! きたっち風邪?!」
「とりあえず今日はゆっくり寝ててね」
「あぁ。ありがとう町田さん。そうするよ」
久しぶりだな。
こんなに熱を出すことなんて。
なんだか....また眠たく....
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「北沢さん。大丈夫?」
「なんで町田さんがここにいるの」
「今日熱で学校来なかったでしょ? だからプリントとか持ってきたよ」
「ありがとう。でも俺の身体は丈夫だから心配すんな! 熱なんてすぐ消えるさ」
「そうなんだー。じゃあ私帰るね」
お母さん、辛いよ。
熱しんどいよ....
ねぇ、、ねぇ、、
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ピンポーン ピンポーン
「おーい。晴斗いるか〜!」
「あれ、今日買い物なんじゃ....」
「友達が苦しんでるのに遊んでられるかよ」
「そうか」
「きたっち! 元気出してー!」
あれ....また涙が....
「大丈夫ですか? 晴斗さん」
「あ、うん。大丈夫だよ。ありがとう」
「きたっちは泣き虫だね!!」
「違うわ! そういえば町田さんは?」
「あ〜町田さんか。なんか『北沢くんなら身体が丈夫だから心配しなくていいよ』って言って帰ってったよ」
「そうなんだ」
「話長くなっちゃったな。ごめん。これ色々買っといたから。じゃあお大事に!」
「「お大事に〜」」
「あ、ありがとう」
俺の為に買ってきてくれたのか。
こんな事過去に1回しかなかったな。
仮の友情ならこんな事しない。
彼らのことを信じてみてもいいのかもしれないな。