私のお兄ちゃん season1
夕方、生徒会室で、文化祭の話し合いをすることになっていた。
玲蘭は1番初めについて、カーテンを開けたりしていた。



ガラッと音がしたため、玲蘭は、振り返る。



「奈々?もう来たの?」



生徒会室に入ってきたのは伊織だった。




「どうしたの?伊織。」



玲蘭は首を傾げた。



伊織はなにも言わない。



玲蘭はこの沈黙が怖かった。



「玲蘭、学校にいる間は、まだ、雨宮玲蘭で、俺は、朝比奈伊織としていられるから、言う。」



「う、うん?何?」



「ずっと、好きだった.......。」



玲蘭はビックリして、口を手で覆った。



玲蘭は落ち着かなくなって、棚の書類を触り始めた。



「何言ってるのよ。あんなに可愛い彼女だって、いるの...に。」



伊織は玲蘭を棚に押し当て、キスをした。



玲蘭の思考回路が停止した。
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