ループ3周目の第二王子様!─溺愛同棲ルートに連れ込んで、無表情無口令嬢を泥デロ幸せにするまで─
お兄ちゃんな護衛騎士
アイザックが雑貨屋の乱の終焉を見てやっと店を出る。
(あーやってられないよホント。もう行こ)
なぜか一番ゲッソリしたアイザックが、本日の最終目的地へと向かう。
アイザックの後ろを歩くレイラは片手をルーカスにエスコートされ、もう片方で買ってもらった交換日記を抱きしめていた。
(ルーカス様に交換日記いたしましょうとは言い出せませんが、ルーカス様に買ってもらったなんて嬉しいですわ!宝物です!)
レイラはすっかり切り替えて喜んでいた。今まで5年間、お茶会だけでまともに会話もなかったのに、二人で街を歩いてお土産を買ってもらったのだ。最高ではないか。
レイラは幸せのハードルが低かった。だから何も進まないとも言える。
レイラはウキウキしていたが、アイザックが入って行った場所にドキッとしてしまった。
「王立救護院か」
(あーやってられないよホント。もう行こ)
なぜか一番ゲッソリしたアイザックが、本日の最終目的地へと向かう。
アイザックの後ろを歩くレイラは片手をルーカスにエスコートされ、もう片方で買ってもらった交換日記を抱きしめていた。
(ルーカス様に交換日記いたしましょうとは言い出せませんが、ルーカス様に買ってもらったなんて嬉しいですわ!宝物です!)
レイラはすっかり切り替えて喜んでいた。今まで5年間、お茶会だけでまともに会話もなかったのに、二人で街を歩いてお土産を買ってもらったのだ。最高ではないか。
レイラは幸せのハードルが低かった。だから何も進まないとも言える。
レイラはウキウキしていたが、アイザックが入って行った場所にドキッとしてしまった。
「王立救護院か」