ループ3周目の第二王子様!─溺愛同棲ルートに連れ込んで、無表情無口令嬢を泥デロ幸せにするまで─
レイラは力いっぱいに首を振った。
(ルーカス様との夜お散歩の機会を逃すなんてできませんわ!!)
レイラの珍しく勢いの良い首振りに、ルーカスはクスッと笑った。
少しずつ彼女のサインを受け取れるようになってきたのがルーカスは本当に嬉しかった。レイラの手を引いて中庭までの廊下をゆっくり歩いて行く。
「もし気分が悪いようなことがあったら、すぐに言ってくれ」
コクンと頷いたレイラに安堵しかけたルーカスだが、中庭に踏み出す数歩手前ではたと止まった。
(言ってくれ、は不適切だな)