ループ3周目の第二王子様!─溺愛同棲ルートに連れ込んで、無表情無口令嬢を泥デロ幸せにするまで─
王立図書館でついに推理小説の棚を読み終えたレイラは、隣の魔術本の棚に突入した。
ベルもそのタイミングを待っていたようで、一緒に魔術の占い本を読み始める。
「ふふっ、リカルド様と私の相性は最高よ」
楽しみにしていたはずの魔術の本だが、レイラはルーカスに会えない日々で全く本に集中できないでいた。隣でベルが鼻息荒く楽しそうに恋占い本に食いつく。
(ベル様はいつも楽しそうですわ)
レイラはベルとリカルドの恋を眺めてほっこりする。図書館で書き物もいいかと交換日記と、アイザックの妹とお揃いの便せんも持ってきていた。
(パーティから一度も会えてなくて、ルーカス様に交換日記を渡せないままですわ……失敗してしまったことを謝りたいのですが。もう私の顔も見たくないかもしれません)
しゅんと真顔のレイラの視界にアイザックの妹に贈った便せんが入り、ハッと思いついた。
(ルーカスに手紙を書けばいいのでは?)
ベルもそのタイミングを待っていたようで、一緒に魔術の占い本を読み始める。
「ふふっ、リカルド様と私の相性は最高よ」
楽しみにしていたはずの魔術の本だが、レイラはルーカスに会えない日々で全く本に集中できないでいた。隣でベルが鼻息荒く楽しそうに恋占い本に食いつく。
(ベル様はいつも楽しそうですわ)
レイラはベルとリカルドの恋を眺めてほっこりする。図書館で書き物もいいかと交換日記と、アイザックの妹とお揃いの便せんも持ってきていた。
(パーティから一度も会えてなくて、ルーカス様に交換日記を渡せないままですわ……失敗してしまったことを謝りたいのですが。もう私の顔も見たくないかもしれません)
しゅんと真顔のレイラの視界にアイザックの妹に贈った便せんが入り、ハッと思いついた。
(ルーカスに手紙を書けばいいのでは?)