ループ3周目の第二王子様!─溺愛同棲ルートに連れ込んで、無表情無口令嬢を泥デロ幸せにするまで─
呼びかけるばかりのレイラの手を、ルーカスはぎゅっと握った。二人で部屋の真ん中に座り込んだまま、まっすぐ熱い瞳を交わして見つめ合う。言葉が足りない二人の想いを手が繋ぎ、瞳が繋ぐ。
たった一つのこの想い。
この一つが伝えられなくて、レイラはずっと遠回りしてきた。
でも今やっと、この言葉を口に出す勇気を得た。
伝えたいことは、伝えなきゃ、伝わらない。
「ルーカス様」
レイラの喉からやっと、言葉が通った。
「私の生涯を賭けて、お慕いしております」
人生の最期に伝えたい言葉はレイラの澄んだ声にのって、ルーカスに、やっと届いた。ルーカスの深い紫色の目が見開く。身をやつして止まないレイラからの、身に余る愛の告白だった。
「隣にいさせてください……ッ」